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【埼玉】の《珈琲好き》。趣味である〈喫茶店巡り〉、〈カフェ巡り〉、〈珈琲の探求〉、〈蔵書紹介〉について情報を発信《☆YOLO☆》

人形町の【喫茶去 快生軒】さん、に行ってきたよ!

 

こんにちわ!KENG(ケングー)@Grimpeur_KENG】です!

 

 今回は人形町【喫茶去 快生軒】に行ってきたのでさっそく紹介していきたいと思います。

 喫茶去快生軒の外観

 

 

人形町について

普段あまり途中下車することもない人形町という街。

 

日比谷線、浅草線、半蔵門線などの沿線が通っているため、都内に移動するにはアクセスが良いように感じます。

 

いざ駅を降りてみると、スーツ姿のビジネスマンの姿が多くオフィス街の要素がある一方で、下町らしい和菓子屋さんやすき焼き屋さん、たい焼き屋さんなど風情があるお店が軒を連ねています。

 

敷居が高い飲食店もありますが、庶民に優しい惣菜屋さんも見つけることもでき、街全体が歴史と伝統を重んじた雰囲気がある印象です。

 

それゆえなのか、ぶらぶら散策しているとだんだん親しみが湧いてきて帰りたくなくなります。

 

昔ながらの老舗が多いため、喫茶店巡りに関しても大変注目されているスポットのように思えます。

 

大正八年創業の老舗の喫茶店


喫茶去快生軒の外観

地下鉄日比谷線の人形町駅A2出口から徒歩30秒以内のところに【喫茶去 快生軒】さんがあります。

  


喫茶去快生軒の看板


喫茶去快生軒の看板

大正8年(1919年)にミルクホールとして誕生した【喫茶去 快生軒】さん。

 

『快生軒』という店名は、安産祈願の水天宮にちなみ「快く生まれる」とかけて初代が命名。

 

その後、「お茶でも召し上がってください」という意味を持つ禅語の『喫茶去』という言葉を二代目が店名としてつけたそうです。

 

お店は内外装は多少リニューアルも行っているそうですが、長年商売をやってきただけあって、荘厳な佇まいです。でも、どこかレトロで懐かしい感じがします。

 

期待を裏切らない店内空間


喫茶去快生軒のレトロな店内

店内はえんじの椅子で統一された純喫茶らしい落ち着いた雰囲気です。

 

この日伺ったのは開店直後。

 

一番乗りです。

 

注文した珈琲が来るまで他のお客さんは来なかったので、それまでお店の雰囲気を独り占めできました。

 


喫茶去快生軒のレトロな店内


喫茶去快生軒のレトロな店内

喫茶店巡りの雑誌に出てくる光景そのもの。

 

この光景を独り占めできる興奮。

 

一人でワクワクしてました。

 

現在、お店を切り盛りしているのは、四代目マスターの佐藤太亮さんと弟の栄祐さん。

 

店内の壁に飾ってある写真は、三代目マスターの奥様である佐藤三重さんの作品です。

 

作品は姉妹店であるロイドさんでも飾ってあります。


喫茶去快生軒の店内に飾ってあるチョコレートクッキーのようなメニュー表

チョコレートクッキーのような美味しそうなメニュー表もお洒落です。

 

長年変わらぬ味
老舗のブレンドコーヒー


喫茶去快生軒のブレンドコーヒー

今回は、長年老舗の味を支えてきたブレンドコーヒーを注文してみました。

 

【喫茶去 快生軒】さんの提供している珈琲豆は、姉妹店であるロイドさんにある焙煎機で焙煎したものを使用しています。

 

コロンビア、モカマタリ、ブラジルの珈琲豆を昔と同じ配合でブレンドしたものを使用した長年愛された老舗の味だそうで、ぜひ一度正味したく注文してみました。

 

しばらくすると注文したブレンドコーヒーがテーブルにサーブされたのですが、その際カップから立ち上るなんとも言えない独特な香りに大変驚きました。

 

まず感じたのが濃厚なハチミツやブラウンシュガーのような甘い香り。

柑橘系の香りもあるし、スパイスの香りも。

何重にも重なる香味の変化はとても素晴らしく飲む前から心が踊ってしまいました。

 

期待に胸を膨らませ、さっそく一口頂いてみましたが、味わいとしてはやや酸味が強い珈琲ですが、程度としては口の中で酸味がキツくて無理~!っとは感じないほど。

深みやコクもしっかりあり、さらに一口ずつ啜っていくと、独特なアフターフレーバーがだんだんクセになってきます。

喫茶店の作り置き珈琲にありがちな独特の渋みもなく、とても美味しくて優れた珈琲です。

 

飲み終わった後の恒例行事もかかせません。飲み干したカップの中を嗅ぐと、ブラウンシュガーの香りがいつまでも消えません。

この余韻はたまりませんね。

 

なかなかこういった味わいを出す珈琲を提供している店は珍しく、久しぶりに素敵な珈琲に出会えて楽しかったです。

 

 

トースト一筋
ペリカンさんのパン


浅草ペリカンのパンを使用した喫茶去快生軒のトースト

珈琲と一緒にトーストも注文しました。【喫茶去 快生軒】さんのトーストは浅草のペリカンさんのパンを使用しているようですね。

 

これは数か月前に読んだ「パンのペリカンのはなし」という本の中にも出てきていました。

 

40年くらい前からずっとペリカンさんのパンです。

向田邦子さんが通われてい時代もペリカンさんのパンでした。

昔のペリカンさんはホテルや喫茶店への卸し中心でやっておられました。

「美味しいトーストを」ということで先代がいろいろパンを食べ比べて、ペリカンさんのパンを選んだのだと思います。

 

トーストには、バターのみと、バターの上からマーマレードを塗った2つのもの提供されます。

お店の照明で見栄えが良く、飽きの来ない味ということで、苺ジャムでも他のものでもなく、 あえてオレンジのマーマレードにこだわってるそうです。

 

サクサクもっちりとしたトーストの食感は噛むたびに楽しく、マーマレードのはんなりした味わいは大変美味でございました。

 

まとめ

お店を尋ねた時、80歳ぐらいの常連のお爺さんがお店にやってきました。

 

お爺さんはお店に入るなり、まっすぐカウンター近くのテーブルに座りました。

 

弟の栄祐さんは、お爺さんがお店に入ってきたのを確認すると、東京新聞とお水をお爺さんがいつも座るテーブルの上にそっと置きました。

 

お爺さんは席に座ると、新聞を読みだし、しばらくすると弟の栄祐さんがブレンドコーヒーを持ってきました。

 

そしてお爺さんは、持ってきた珈琲を啜りました。

 

ここまで、お爺さんと弟の栄祐さんの間では言葉は一切交わされていません。

毎日新聞ではなく、東京新聞を置いておく。

注文を聞いていないのにブレンドコーヒーを提供する。

この常連客に対する所作、立ち振る舞いには大変感動しました。

 

 至福を感じる一時に立ち会え、満足満足。

おかげで朝の綺麗な空気と相まって、退店後の【喫茶去 快生軒】さんはきらきら輝いていました。

 

ぜひ皆さんも一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

 

 

喫茶去 快生軒 (キッサコ カイセイケン)
TEL:03-3661-3855
住所:東京都中央区日本橋人形町1-17-9

アクセス:東京メトロ日比谷線・都営地下鉄浅草線 人形町駅 A2出口から徒歩0分
     東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅 出口8から徒歩1分
     都営地下鉄新宿線 浜町駅 A出口から徒歩7分
営業時間:[月~金] 7:00~19:00
     [土] 8:00~15:00
定休日:日曜・祝日

 

 

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