~ 珈琲による第2の人生 ~ You Only Live Once

【埼玉】の《珈琲好き》。趣味である〈喫茶店巡り〉、〈カフェ巡り〉、〈珈琲の探求〉、〈蔵書紹介〉について情報を発信《☆YOLO☆》

気管支レベルにおけるカフェインの薬理作用

こんにちわ。KENG(ケングー)@Grimpeur_KENG】です。

 

前回までは、心臓や血管、中枢神経レベルにおけるカフェインの作用についてでした。 

www.grimpeurkeng.com

www.grimpeurkeng.com

 

 

今回は気管支レベルにおけるカフェインの薬理作用についてです。

 

カフェインのアデノシン受容体に対する基本的な拮抗作用については、↓の記事を参照してください。

www.grimpeurkeng.com

 


気管支レベルでは、はっきりとした見解は未だ不明ですが、この下に記載した論文ではA1受容体を介してアデノシンの気管支収縮作用に拮抗していると考えられているようです。
(Brown RA,Spina D,Page CP:Adenosine receptors and asthma.Br J Pharmacol Ther 2001;153:S446-56)


一方で、カフェインと同じキサンチン誘導体に分類される「テオフィリン」という薬の添付文書を確認すると、ホスホジエステラーゼ阻害作用を起因とした平滑筋の弛緩作用を発揮して気管支拡張作用を促す説が今のところ有力とするみたいですが、その他にもアデノシン受容体による拮抗作用による説も完全には否定されていないみたいです。

http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00002723.pdf

 

成分によって得意不得意があるようですが、気管支レベルのカフェインの作用が、A1受容体を介した拮抗作用のみであると一概には言い切れない部分もあるので、この点に関しては、もう少し研究が進んでくることに期待したいです。

 


ちなみに、カフェインはテオフィリンよりも中枢興奮作用や骨格筋興奮作用が強く、平滑筋弛緩作用や心筋興奮作用、利尿作用は弱いとされています。

 

中枢神経興奮作用: カフェイン > テオフィリン

平滑筋弛緩作用: カフェイン < テオフィリン



実際に、未熟児の無呼吸発作に対する薬物治療として、レスピア(無水カフェイン)という薬がありますが、これは延髄の呼吸中枢に作用して呼吸を促しているものと考えられています。
(Trippenbach T,et al.:Respir Physiol.1980;40:211-225)
(Blanchard PW,et al.:J Appl Physiol.1986;61:133-137)

 

あわせて読みたい

 

www.grimpeurkeng.com

www.grimpeurkeng.com

www.grimpeurkeng.com

 

 

【スポンサーリンク】